「アッコにおまかせ」「怒り新党」のノーギャラ問題について

マーケティング

「アッコにおまかせ」や「怒り新党」が
識者からバッシングを浴びていますね。

ギャラも払わずにリサーチに協力しろという態度に
依頼された知識人たちが怒りを露わにしているわけですが。

で、放送作家の立場から言わせていただくと、
こんなのは、もはや常識です。

上記で怒っている方々は
テレビ局の態度に驚いているようですが、
こと作家に関しては無償奉仕が当たり前の世界です。

9割以上のプロデューサー、ディレクター、そしてTV局社員は
企画書をお金を払って書いてもらうという感覚がありません。

総フリーライダー状態です。

私の知り得る限り、企画書にお金を払ってくれるのは
良心的な制作会社のみです。

では、そんな状態でどう立ち振る舞えば良いかというと、
「断ること」です。

残念ながらフリーライダー共を矯正することは不可能です。

テレビの予算が減っている上に、
周囲が皆、ノーギャラ依頼を当たり前と考えているので。

始末に負えないのは、彼らフリーライダーは給料制なので
企画が通ろうが、通るまいが収入はあるわけです。

にも関わらず、
「ギャラは企画が通った時に・・・」
などと平気で言うんですね。

いやいや、人に頼むなら自腹切ってでも払えよ、
ということなのですが、
もう、その感覚が無いんですよ。

私も昔は無償で書いていました。

それこそ、今、放送されているお昼の帯番組の企画書は
私が無償で書いたものです。

で、この話は作家志望者に向けたものではなく、
起業家にこそ意識して欲しいのですが、
フリーライダーを相手にしてはいけません。

タダ乗りを当たり前と考える人達は
あなたに対して報酬を払うという概念が無いので、
いつまで付き合ってもメリットは無いのです。

放送作家の中には
いまだに無償で企画書を書く人達で溢れていますが、
彼らが無償で引き受ける理由は
「次の仕事に繋がるかもしれない」
という発想からくるものです。

しかし、タダ乗りを当たり前と考える人間が
次に振ってくる仕事なんて、たかがしれています。

逆に、初めから対価を払う方々は
毎回、きちんとした仕事を振ってきます。

ダイレクト・レスポンス・マーケティングでは、
「先に与える」ことが重要とされていますが、
その結果、フリーライドしかしない人達に与え続けるのは
無意味です。

実際、私はフリーライダー達の依頼を
全て断ることにしてから収入が増えました。

あなたの身体は1つです。

付き合う見込み客の中からフリーライダーを外しましょう。

ちなみに、断るときは件名のような言い方はせず、
やんわりとフェードアウトするように距離と取りましょう。


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