スタジオジブリを解散できない鈴木敏夫さんの事情

起業起業の仕方

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御存知の通り、スタジオジブリが
長編の制作を止めると発表しました。

宮崎駿さんが引退したことによる、
ジブリの舵取り役・鈴木敏夫さんの決断
です。

しばらくは会社としての態を残すとのことですが、
鈴木さん自身は、さっさと解散したいというのが
本音のようです。

鈴木さんは宮崎さんのアニメを作り続けるために
ジブリを切り盛りしていたわけですから
宮崎さんが長編を作らないとなった今、
ジブリを存続させること自体に熱意は無いとのことでした。

が、それでもジブリを
すぐに畳むことはできないんですよ。

それが組織化の弊害です。

社員を抱えるとトップは
気ままに「やーめた」ということができなくなります。

フットワークが重くなるわけですね。

特に顕著になるのが、会社を清算する時です。

私が組織化せず、個人でビジネスを続けているのも
自由度を落としたくないためです。

社員を雇うということは
保証や固定費が発生することであり、
かつ、時代に合わせてビジネスモデルを変えようとした時に
身動きが取りにくくなります。

で、それは、そのまま損失となり、
下手をしたら負債を抱える羽目にもなりかねません。

確かに、社員を雇っている間は、
ある程度、自分の手が空くというメリットもありますし、
一国一城の主になったという充足感もあるでしょうが、
物事にはいつか終わりが来るわけで。

何世代にも渡って続く企業を作ろう、
というのであれば構いませんが、
自身のやりたい事を追求するのが目的であれば、
安易な組織化は後々の弊害が大きいのです。

まあ、ジブリはビジネスモデル上、
組織化は避けられなかったわけですし、
宮崎さんは引退後も自由なようですが。

ただ、それも、やりたい事をやって、
それが済んだら後の面倒事を押し付けられる、
鈴木さんのような存在がいればこそです。

じゃあ、初めから
鈴木さんのようなパートナーと組んで起業すれば、
宮崎さんのようなポジションになれるかというと、
そう甘くもありません。

友人や知人と一緒に起業した場合、
トラブって解散というケースが大半ですので。

起業後、引き込む場合も同様です。

自由度の高さを最後まで維持しながら
ビジネスを展開したければ、
安易な組織化をしないのが賢明でしょう。

ちなみに、私はラピュタ派でございます。


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