星野リゾートの喫煙者不採用ブランディング

マーケティングセルフブランディング

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星野リゾートが
「喫煙者を採用しない」との方針を
打ち出しています。

その理由として、喫煙者を置かないことでの
「作業効率、施設効率、職場環境」の向上を挙げています。

しかし、実際は、ブランディング効果も大きな狙いの1つです。

星野リゾートの喫煙者不採用ブランディング

星野リゾートはまさにブランディングで
急速に業績を上げてきた企業です。

高級路線とオンリーワン路線が
上手くハマっているわけですが、
徐々に、綻びも目立ち始めています。

高級ブランディングにとって致命的と言える、
従業員の質の低さを問題視する声が出てきているのが
その最たるものでしょう。

ただ、この辺りは接客を受ける側の印象次第なので
完璧な解決策というのは打ち出しにくいのです。

「この従業員は完璧です」

という記号を与えることは
接客においては不可能ですからね。

しかし、一方で、宿泊客や見込み客に
好印象を簡単に与えられる記号があります。

それが「非喫煙者」という記号です。

もちろん、喫煙者の宿泊客にとってはどうでも良い事ですが、
非喫煙者にとっては、理屈抜き、かつ客観的な事実として、
クリーンなイメージを与えられるわけです。

喫煙者不採用で集客する星野リゾート

つまり、喫煙者を採用しないという施策は
星野リゾートのスタッフ側の事情だけでなく、
むしろ、見込み客に向けたブランディング、
そして、集客力の向上に繋がるものです。

採用基準として発表していますが、
実際は、市場に向けた広告宣伝でもあるわけです。

そもそも接客業やサービス業は
従業員の質こそがブランディングになるので、
その採用基準はストレートにウリになります。

今回の星野リゾートの件について、
雇用の面から語られることが多いのですが、
我々、ビジネスを手掛ける人間は
きちんとマーケティング戦略であることを認識しましょう。

で、一人ビジネスの場合、雇用とは縁遠いものの
仕入先やサービス提供のプロセスの差別化もまた
ブランディングになるという参考になるはずです。


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